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「飲食店を開業したいけれど、内装工事は何から手をつければいいのか分からない」——そう感じている方は少なくありません。結論から言うと、内装工事は物件契約→設計→施工→検査→什器搬入という流れで進み、費用は物件タイプ(居抜きかスケルトンか)によって大きく変わります。この記事では、開業までの具体的なステップと費用相場、失敗しない内装業者の選び方を解説します。▶ すぐに概算費用を試算したい方はこちら

飲食店の内装工事のイメージ

📌 この記事でわかること

  • 飲食店の内装工事が完了するまでの具体的なステップと流れがわかる
  • 坪単価ベースの内装費用相場を、居抜き・スケルトン別・業態別に把握できる
  • 無料の内装費用ざっくり試算ツールで、自店の概算予算がすぐにわかる
  • 失敗しない内装業者の選び方・見積もりの見るべきポイントがわかる

飲食店の内装工事、開業までの流れ全体像

飲食店の内装工事は、物件契約からオープンまでおおよそ2〜5ヶ月かかるのが一般的です。まず全体の流れを押さえておくことで、賃料の二重負担や開業時期のズレといった失敗を防ぎやすくなります。

STEP1
物件契約・
コンセプト決定

STEP2
設計・
デザイン確定

STEP3
施工・
什器搬入

STEP4
保健所・消防
検査

STEP5
OPEN

STEP1:物件契約・コンセプト決定

物件を契約する前に、業態・客単価・席数といったコンセプトの骨子を固めておくことが重要です。居抜き物件を選ぶ場合は、残置設備が自分の業態に転用できるかどうかを内装の専門家と一緒に確認しておくと、契約後の想定外の追加工事を避けられます。

STEP2:設計・デザインプラン確定

コンセプトをもとに、レイアウト・厨房動線・客席デザインを設計事務所や内装会社と詰めていく段階です。この段階での打ち合わせの精度が、その後の見積もり精度や仕上がりの満足度を大きく左右します。

STEP3:施工・什器搬入

解体・造作・電気・空調・厨房設備工事などを経て、什器や家具を搬入します。物件タイプによって工期は大きく変わり、居抜きで約1〜2ヶ月、スケルトンで約2〜4ヶ月が目安です。

STEP4:保健所・消防検査

工事完了後、管轄の保健所による飲食店営業許可の検査と、消防署による検査(防火対象物使用開始届等)を受ける必要があります。検査で不備を指摘されると開業が遅れるため、設計段階から基準を踏まえた仕様にしておくことが重要です。

STEP5:什器搬入〜OPEN

什器・備品の最終セッティングと動作確認を行い、オープンを迎えます。搬入経路や設置スペースは、設計段階で事前に確認しておくとスムーズです。

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内装費用はいくら?坪単価の相場(居抜き・スケルトン別)

飲食店の内装費用で最も差が出るのが、居抜き物件かスケルトン物件かという点です。目安となる坪単価は以下の通りです。

物件タイプ 坪単価の目安 特徴
居抜き物件 約20万〜60万円/坪 前テナントの設備を活用できるため初期費用を抑えやすい
スケルトン物件 約50万〜120万円/坪 ゼロから設計できる分、費用と工期はかかりやすい

この相場には幅がありますが、これは調査元・地域・仕様グレードによって金額の出し方が異なるためです。「〜と言われています」という相場感はあくまで目安とし、正式な金額は現地調査・お見積もりで確認することをおすすめします。

費用の内訳としては、一般的に設計・デザイン費が全体の1〜2割、内装仕上げ工事と厨房設備工事がそれぞれ2〜3割程度を占める傾向にあります。ただしこの比率は業態によって大きく変わるため、次の章で業態別のポイントを詳しく見ていきましょう。

業態別の内装ポイント

同じ「飲食店」でも、業態によって内装で優先すべきポイントや費用配分は大きく異なります。開業前に自分の業態特有の注意点を押さえておくと、設計段階での要望が具体的になり、見積もりの精度も上がります。

カフェ

カフェは客席の居心地とデザイン性が売上を左右しやすい業態です。厨房設備への投資は比較的抑えめで済む一方、内装・照明・什器にコストを配分し、滞在時間や写真映えを意識した空間づくりが重視される傾向にあります。長時間滞在を前提とするなら電源・Wi-Fi環境の整備、回転率を重視するならあえて長居しにくい椅子の硬さを選ぶなど、狙う客層に応じた椅子・テーブルの選定が内装設計のポイントになります。

居酒屋

居酒屋は厨房設備と排気(換気)工事の比重が大きくなりやすい業態です。焼き物・揚げ物など火を使う調理が多いほど、油煙・臭い対策の設計が重要になります。また、個室・半個室の需要が高く、接待や宴会利用を取り込みたい場合は間仕切り工事や防音対策も内装計画に組み込む必要があります。

ラーメン店・そば店など単品業態

ラーメン店やそば店は、茹で麺機・大型寸胴・製麺機など厨房機器への初期投資が大きくなりやすい業態です。限られた坪数でも回転率を高めるため、カウンター席を中心としたコンパクトな動線設計と、強力な換気・排煙設備が欠かせません。厨房機器の搬入経路や電源・ガス容量を、設計の早い段階で確認しておくことも重要です。

レストラン(フレンチ・イタリアン等)

客単価の高いレストランでは、客単価に見合った内装グレード(照明計画・素材選定・テーブル間隔)が求められます。オープンキッチンにして調理風景を見せる演出をするか、クローズドキッチンで落ち着いた空間を優先するかによって、厨房と客席の設計方針が大きく変わる点も特徴です。

バー

バーは照明・音響・カウンター素材へのこだわりが世界観をつくる業態です。厨房設備への投資は他業態に比べて小さく済む一方、深夜営業を想定する場合は近隣への音漏れ対策(防音工事)が内装計画の重要なポイントになります。

【無料】飲食店内装費用ざっくり試算ツール

業態・坪数・物件タイプを入力すると、内装費用の概算レンジと目安工期がわかります。正式な金額ではなく、予算感をつかむための参考値としてご利用ください。




⚠️ 免責事項:本ツールの数値は概算の目安です。実際の金額・工期は物件の状態や仕様グレードにより異なります。正式なお見積もりはお問い合わせください。

開業に必要な許可申請・法的な注意点

飲食店を開業するには、内装が完成しているだけでは営業できません。管轄の保健所による飲食店営業許可と、消防署への届出・検査が必要です。設計段階からこれらの基準を踏まえておくことで、検査での手戻りを防げます。

🏛 公式情報
厚生労働省

食品衛生法改正による営業許可制度・営業届出制度の見直し内容を確認できます。

📄 食品衛生法の改正について(厚生労働省)↗

また、防火対象物としての届出や内装制限(不燃材料の使用義務等)は消防法・建築基準法の両方に関わるため、設計段階で内装会社と管轄消防署に確認しておくと安心です。

失敗しない内装業者の選び方

内装業者選びで失敗しないための結論は、飲食店の施工実績がある業者から複数社(最低3社)の見積もりを取ることです。

依頼先のタイプを理解する

内装の依頼先には、設計事務所(デザイン重視)、店舗専門の施工業者(実務重視)、設計から施工までを一括で担うトータル型の会社があります。それぞれ得意分野が異なるため、自分がデザイン性を優先したいのか、コストと工期の管理を優先したいのかで選び方が変わります。

見積もりで確認すべきポイント

相見積もりを取る際は、金額の総額だけでなく、追加工事が発生する条件、支払い方法(着手金・中間金・完了金の割合)、工事が遅延した場合の対応まで確認しておくと、契約後のトラブルを避けやすくなります。

コミュニケーションの取りやすさも判断材料に

飲食店の内装は、厨房動線や客席の使い勝手など、実際に店を運営するオーナー自身の要望を反映してこそ完成度が上がります。質問への回答が丁寧で、要望を的確に汲み取ってくれる担当者かどうかも、価格と同じくらい重要な判断材料です。

開業資金・資金計画のポイント

内装費用は開業資金の中でも大きな割合を占めるため、自己資金だけで賄えない場合は創業融資の活用も選択肢になります。日本政策金融公庫の創業融資は、飲食店の開業でもよく利用される制度です。

🏛 公式情報
日本政策金融公庫

創業融資の相談から融資実行までの手続きの流れを確認できます。

📄 創業予定の方(日本政策金融公庫)↗

融資の審査では、事業計画書の実現性に加えて、内装工事の見積もりが精度の高いものかどうかも確認されます。信頼できる内装業者に早めに相談し、根拠のある見積書を用意しておくことが、審査を有利に進めるポイントの一つです。

⚠️ 免責事項:融資制度の詳細や利用条件は変更される場合があります。最新情報は日本政策金融公庫の公式サイトでご確認いただくか、専門家にご相談ください。

リクテカデザインの実績・知見

🏢 リクテカデザインの実績・知見

この記事は、店舗・オフィスの設計から住宅リノベーションまで幅広く手がけてきた当社の知見をもとに解説しています。

【実績・対応エリア】〈ここに確認済みの施工実績数・対応エリア・保有資格等を記載してください。未確認の数値は掲載していません〉

よくある質問(FAQ)

Q. 飲食店の内装工事はどれくらいの期間がかかりますか?
A. 目安として、居抜き物件で約1〜2ヶ月、スケルトン物件で約2〜4ヶ月です。物件の状態や工事範囲によって前後します。

Q. 居抜き物件とスケルトン物件、どちらが安く済みますか?
A. 一般的には居抜き物件のほうが初期費用を抑えやすい傾向にあります。ただし前テナントの設備が自分の業態に合わない場合、想定外の造作工事が発生することもあるため、契約前の現地確認が重要です。

Q. 内装業者は何社くらいから見積もりを取ればよいですか?
A. 最低でも3社程度から相見積もりを取ることをおすすめします。金額だけでなく、提案内容やコミュニケーションの取りやすさも比較材料にしましょう。

Q. 内装工事の前に決めておくべきことは何ですか?
A. 業態・客単価・席数といったコンセプトの骨子です。ここが固まっていないと、設計段階で手戻りが発生しやすくなります。

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の工事内容・金融商品を推奨するものではありません。内装費用の相場・融資制度等は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。正式な費用・工期は現地調査・お見積もりによって異なります。

まとめ

飲食店の内装工事は、物件契約からオープンまでおおよそ2〜5ヶ月かかり、費用は居抜きで坪20万〜60万円、スケルトンで坪50万〜120万円が目安です。まずは無料の試算ツールで概算予算を把握したうえで、飲食店の施工実績が豊富な業者に複数社相談し、見積もりの内容とコミュニケーションの取りやすさを比較しながら選ぶことが、失敗しない内装工事の第一歩です。




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