
本ページは一般的な情報提供を目的としています。
実際の条件・結果はプロジェクト内容や時点により異なり、結果を保証するものではありません。
詳細は各公式情報および契約条件をご確認ください(2026年1月時点)。
内装の刷新を検討されている方へ。
この記事では
「設計企業と、どう向き合い、何を話すべきか。」
これを知ることが内装の刷新を成功へ導ける最短距離であることを解説いたします。
答え付きの問題集だと思ってお読みください。
業者に聞かれる質問に先回りして、あらかじめ答えを用意してから打ち合わせに臨みましょう。
冒頭からさっそく注意事項になりますが、打ち合わせをただの雑談で終わらせてはいけません。
実のところ、目的・制限・優先順位を可視化できる準備(打ち合わせ)が成果の7割を決めます。
そこで、設計企業が何を聞きたいか、どんな情報を求めているか**「どんな質問をされるのかを事前に、具体的に知っておく」**ことで、打ち合わせの場で「予想していないことを聞かれても答えられない」のではなく、「事前に考えて出した答え」を設計企業に提供できます。
また、初回の面談前に「誰が」「何を」「どこまで」決めるかを整理しておくと、実際の対話が格段にスムーズになります。
これが整理できていない時、設計企業からは
「うーん。この人が一番発言権あるけど、コピー機の位置の話になると急に立場が逆転するな。
ここがどうなるかで、だいぶレイアウトが変わるんだけどな。どうなるんだ?うーん、読めない。」
こう見えています。
クライアント側が1、2人で迷っている場合は助言できますが、このように複数人でイメージがぶつかり合うと、こちらでご提案したところでまとまらない事がとても多いです。
話をもどします。
この段階で共有すべきは、次の3点です。
プロジェクトの目的(Why):
生産性向上・印象改善・安全基準など。
制約条件(Limit):
予算・面積・納期・既存構造(スペック)。
優先順位(Priority):
取捨選択が必要な場合に、
費用・機能・デザインのどれを優先するか。
こうした整理があると、設計担当者が的確なプランを提案できるだけでなく、後工程の見積や工期も短縮されます。
・内装設計の打ち合わせでは「何を聞かれるか」を事前に知っておくと、打ち合わせの精度が格段に上がる。
・当社が実際に使う質問集と議事録テンプレートを“答え付き問題集”として公開。
・これを読むだけで、「どんな準備が必要か」
「どう答えれば理想の空間に近づけるか」がわかります。
当社の取り組み:
「極小スペースの一部分リフォーム」から「クライアント様のイメージと資産性、機能性を融合させたレイアウトの最適化」まで、幅広い対応力と、「イメージどおり」を実現するための**聞くチカラ**を基本としています。
株式会社EST-FLO(EST-FLO Inc.)では、オフィスや店舗の目的・働き方・動線計画を丁寧に整理し、使いやすさと安全性を両立する内装設計に取り組んでいます。
現場での一次情報や実測データをもとに、快適性・生産性・メンテナンス性の向上につながるプランニングを心がけています。
これまでの実績データ(参考値):
当社が実際に携わったオフィス空間の計画データ(2024–2025年/n=58)から、次のような“参考値”を確認しています。
・平均動線短縮量:8.7m
・収納計画による可動域改善率:+18〜26%
・レイアウト再編による視認性改善:+12〜20%
※いずれも案件条件に左右されるため、あくまで目安の範囲としてご覧ください。
参照した公的データ・資料(一次情報):
記事内容の整理にあたり、以下の公的情報・一次資料を参照しています。
※解釈を断定するものではなく、概要確認の目的で引用しています。
厚生労働省|事務所衛生基準規則(e-Gov)
➡https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=347AC0000000232
国土交通省|建築基準法施行令(e-Gov)
➡https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325M500100000338
経済産業省|オフィス環境整備に関するガイドライン
➡https://www.meti.go.jp/…/h30_guideline.pdf
ご確認いただきたいこと:
本記事は、オフィス内装設計に関する一般的な考え方を整理したもので、すべての案件に当てはまるわけではありません。
実際の計画づくりでは、建物の用途・構造・法規制・消防計画・設備条件などが大きく影響します。
個別のご判断が必要な場面では、専門家の案内や公的情報もあわせてご確認ください。

打ち合わせは、設計会社に任せきりにする時間ではありません。
「自分たちが何を実現したいのか」を整理して臨むことで、提案の質が何倍も変わることがあります。
設計士が最初に確認したいのは、「なぜ内装を変えるのか」
たとえば、
生産性を上げたい
来客時の印象を良くしたい
社員の定着率を高めたい
こういった目的を明確にすることで、空間設計の方向性が定まります。
良い回答例:
「会議室が足りずに生産性が落ちているので、ミーティングエリアを増やしたい。」
このように“現状+目的をセットで伝える”のが理想です。
予算を伏せると設計提案がぼやけます。
“この範囲で考えているという目安を伝える”ことで、最適な仕様提案を受けやすくなります。
良い回答例:
「予算は600〜800万円くらい、3月末には引っ越したい。」
この程度のざっくりした具体性で十分です。
打ち合わせの早い段階で、「誰が最終決裁者か」を共有しましょう。
これを曖昧にしたまま進めると、後半でプランが何度も戻る原因になります。

最初の打ち合わせでは、どんな設計会社でも「より正確」で、「より詳細な情報収集」が最大ミッションになります。
添付の『ヒアリングチェックリスト(PDF)』には、実際に当社の設計担当者が行う質問が一覧化されています。
ここでは、代表的な質問とその「ねらい」に対しての「良い回答例」と「準備しておくもの」をご紹介します。
PDFをダウンロード
➡『ヒアリングチェックリスト(PDF)』
設計士の質問例:
「社員は何人ですか?」
「在宅勤務はどのくらいありますか?」
ねらい:
座席数や共有スペースの広さを割り出すためです。
良い回答例:
「社員25名のうち、半分が在宅勤務。出社日は火・木が多い。」
「この体制に、これからも変更はない。」
準備物:
現状の図面・人員配置表・出勤ルール。
設計士の質問例:
「どんな雰囲気にしたいですか?」
ねらい:
“感覚的な希望”をデザイン要素に変えるため。
良い回答例:
「来客の第一印象で“安心感”を与えたい。木目×白を基調にしたい。」
準備物:
Pinterestボード➡参考画像、動画、好みの内装写真など。
設計士の質問例:
「現状のオフィスで不便に感じる点は?」
ねらい:
課題を数値で捉え、改善効果を測るため。
良い回答例:
「会議室予約が取りづらく、1日あたり3件のミーティングが廊下で行われている。」
PDFをダウンロード
➡『ヒアリングチェックリスト(PDF)』

打ち合わせの内容は、あとで振り返ると曖昧になりがちです。
そのために活躍するのが「ヒアリング内容確認書(議事録テンプレ)」です。
設計会社に話した内容を、
・要望(クライアントの言葉)
・要件(設計的に必要な条件)
・対応案(提案側の方向性)
この3行で整理すると、次回の提案で食い違いが起きません。
費用・工期・変更対応などの質問は、FAQ形式で書き込むと便利です。
例:「変更時の追加費用の考え方」「工程短縮の可否」。
「次回打ち合わせまでに管理規約を確認」「設備容量を調査」など、宿題を書き出すことで進行がスムーズになります。
議事録テンプレート(PDF)は
こちら→ [ダウンロード](参考用)
(左)3DCADの画像/(右)実際の内装
初回の打ち合わせは、時間をどう使うかがポイントです。
60分で最大の成果を出す進行は、以下のように組み立てるのがおすすめです。
| フェーズ | 時間配分 | 内容 |
|---|---|---|
| 0 – 10分 |
目的と課題 の共有 |
目的 ・ 現状 ・ 優先順位の確認 |
| 10 – 30分 |
質問 と ヒアリング |
チェックリスト に沿って 双方向の会話 |
| 30 – 45分 |
仮アイデア の共有 |
3DCADや 参考画像で 方向性確認 |
| 45 – 60分 |
宿題と 次回確認 |
議事録テンプレ をもとに 宿題整理 |
配席は決裁者を中央・担当者を隣席に。
モニターで図面や3Dモデルを共有すると、**“見える打ち合わせ”**が実現します。
打ち合わせの段階で、最低限の公的基準を理解しておくと安心です。
建築基準法施行令:安全・避難経路など
建築物環境衛生管理基準:換気・照度・温度の基準
シックハウス対策(F☆☆☆☆等級):素材選定の判断材料
JIS A6921 壁紙規格:耐久性・防火等級の確認
また、業態によって聞かれる内容は少し異なります。
オフィス:電源容量・遮音性能・会議室数
店舗:厨房設備・動線・保健所基準
ビル改修:共用部工事の申請ルール
住宅リノベ:家族構成・採光・断熱・湿度対策

本ページは一般的な情報提供を目的としています。
実際の条件・結果はプロジェクト内容や時点により異なり、結果を保証するものではありません。
詳細は各公式情報および契約条件をご確認ください(2026年1月時点)。
※本記事は一般情報の提供を目的としたものであり、特定のメーカー・商品・金融機関を推奨するものではありません。
【責任表示】:
運営会社:株式会社EST-FLO(EST-FLO Inc.)
代表取締役:池田 智一
リフォーム事業部:リクテカ
執筆/編集:リクテカ-デザイン 編集チーム
内装設計 監修者:櫻井 まこと
資 格:一級建築士/建築設備士/インテリアプランナー
編集ポリシー:実務経験に基づき、内容を専門的観点から確認しています。
住宅ローン監修者:三田 六郎
資 格:住宅ローンアドバイザー/宅地建物取引士/FP2級
編集ポリシー:金融庁・全国銀行協会が公表する一次情報を参照し、客観性と検証可能性を重視しています。
【運営サイト】:
内装デザイン-オフィス/店舗/ビル改修/住宅フルリノベーション事業
→リクテカ-デザイン
不動産事業
→おまとめ住宅ローン救済支援機構
【当社の中核技術・能力・領域】:
**極小スペースの一部分リフォーム**から**クライアント様のイメージと資産性、機能性を融合させたレイアウトの最適化**までの、幅広い対応。
「イメージどおり」を実現するための**聞くチカラ**を最も重視しています。
【これまでの実績データ(参考値)】:
当社案件 2024–2025(n=172)より参考値。
動線短縮中央値 9.4m、収納容積増加中央値 +240L。
【レビュー透明性ポリシー 】:
取得方法:施工後アンケートと引渡し時ヒアリングで定量・定性情報を収集。
掲載基準:実在性の確認と利害関係の明示を前提に編集。
表示方法:物件種別・面積帯別に抽出比率を合わせて提示。
訂正・削除:本人/関係者の申し出に基づき審査の上で対応。
取材・掲載・相談には謝礼等の対価関係はありません。
内容に誤りや不明点がある場合は、お問い合わせフォーム よりご指摘ください。
お問い合わせフォーム
→https://recteca.com/contact/
【参照基準・資料(一次情報) 】:
[リフォーム事業]
e-Gov法律検索
➡建築基準法施行令
厚生労働省
➡建築物環境衛生管理基準
➡関係告示(告示1112–1115号・273–274号)
JIS
➡A 6921 壁紙(規格情報)
国土交通省
➡シックハウス対策(F☆☆☆☆等級の扱い)
[不動産事業]
住宅金融支援機構【フラット35】金利情報・推移。
➡フラット35
金融庁
➡金融サービス利用者相談室
国民生活センター「全国の消費生活センター等」/土日窓口
➡消費者ホットライン
更新履歴:
2025/12/23:記事公開
2025/12/25:PDF導線追加
2025/12/30:法令リンク更新
内装設計の打ち合わせを成功させる最大のコツは、「何を聞かれるのか」を知り、答えを準備しておくことです。
事前に目的や課題を整理しておけば、当日の会話が具体的になり、提案までの時間とコストを大幅に短縮できます。
今回ご紹介した 「ヒアリングチェックリスト」 と 「議事録テンプレート」 は、設計会社とのコミュニケーションを円滑にし、言った・言わないのズレを防ぐための実務ツールです。
これらを活用することで、提案内容の比較・修正が明確になり、社内稟議にも使える資料が整います。
また、法規や衛生基準といった公的情報を確認しておくことで、設計会社との会話がより具体的かつ安全に進められます。
**「聞く力」と「見える打ち合わせ」**を両輪に、理想の空間づくりを最短距離で実現しましょう。
ヒアリングチェックリスト(PDF)
こちら → [ダウンロード](参考用)
議事録テンプレート(PDF)
こちら → [ダウンロード](参考用)
